2017.02.05 風邪の引き始めは夕方から?

先日の東洋医学の授業の中で先生に面白い話を伺いました。
東洋医学では、気、血、津液(水)が身体の中を滞りなく動いている状態が
「健康」であるとみなされます。
生命力、免疫力、自律神経の働きを表す「気」の分類の一つ、『衛気(えき)』は、
昼間は身体の表面や粘膜などを流れ、ウイルスや細菌、花粉などの外敵から
身体を守るバリアの働きをしてくれています。
ところが夜になると衛気は身体の内側、五臓へと流れを変えるため、身体の外側の
バリア機能が薄れるとか。
そのため夕方以降は風邪の引き始めなどに要注意。
それを身をもって体感した先日。
ある日の夕方、急にぞくぞくと寒気を感じはじめ、身体の節々が痛くなってきました。
明らかに風邪の引き始めサインです。
そこで先生からうかがった通り、まず首元を温めることから始めました。
東洋医学では、風邪などの邪気は風門と呼ばれるツボから体内に入るため、
この部分を温めると良いとされています。
ちなみに風門は首を前に傾けた時にボコっと出てくる骨(第7頸椎)から指2本分くらい
下がった場所の左右にあります。
大動脈や自律神経の走るこの部位を温めることで、身体が温まりやすくなり、
免疫力も高まるため風邪の撃退に効果的だということは、解剖学的に見ても
正しく理にかなっていると思います。
すぐに首元を温め、無理せずに早く就寝したため、私は本格的な風邪ひきには至らず、
朝にはすっかりよくなっていました。
ちなみに就寝の際にはティートリーの精油を一滴落としたマスクを着用しました。
ティートリーの精油にはウイルスなどに対する殺菌力や免疫を高める成分が
多く含まれています。
キリっとさわやかな香りなので気分もすっきりしますし、ティートリーは
私の大好きな精油のひとつです。
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寒い季節、風邪で寝込むことのないよう首元を温め、みなさまも元気にお過ごし
くださいね。